スタジオバーズ堀場です。今回サンプルを録りにいらっしゃったのはトビー上原さん!
報道、スポーツのレギュラーを持つ超バリバリ現役プロナレーター…!
そして私事で恐縮ですが、まだ仕事を全然していない時代から大変お世話になっている先輩でもあり、今回サンプルを録る機会ができてとても嬉しかったです^_^

さて、トビーさんがどれだけ張ってもマイクが割れないので、書こう書こうと思っていたことを思い出しました。
スクールバーズの春クラスも始まったということで少しだけマイク前の発声の話を。
サンプルを録っている時など「声割れちゃったのでもう一回!」と言われた事はないでしょうか。
実はこのマイクの音割れ、単純に声の音量の問題ではない場合がよくあります。
不思議な事に、録音している器械やソフトウェア上での音量が小さいのに割れてしまう声、というのがあります。
一度こうなると「割れたって事はマイクから離れなきゃ…声を小さくしなきゃ…」という思考に陥りどんどんマイクに乗らない方へ乗らない方へと行ってしまいかねません。
個人的に断言しますが、割れるのは音量の問題ではなく無理な発声とマイクに慣れていない事が原因です。
皆さん日々発声練習やボイストレーニングなどをしていると思いますが、是非そういった練習もマイク前で距離を変えたり音量を変えたりして行ってみて下さい。
ナレーターは最終的にマイクで録った音が良いかどうかが勝負です。
逆に言えば他人と比べて声が小さい事で悩む必要はないんですね。

※自宅など収録する環境によっては、機材の許容量などが原因で音が割れる可能性もあります。

Processed with VSCO with c1 preset

著者: スタジオバーズ

ナレーションのボイスサンプル作成専門スタジオです。東京赤坂。プロTVナレーターから、声優、アナウンサーなど。初心者でもOK。 原稿選びなど話しあいながらボイスサンプルを収録していく「マネージメント視点からのカウンセリング」コースもあります。