カウンセリング活用術

 

コラム「行列のできるサンプル相談所」

第2回 マーケティングで考える

前回に続き、テーマはスタジオバーズのビジネスコースで行われる【カウンセリング】。インタビュアー・のぎたんが、クリエイター松田佑貴と堀場亮佑から活用の秘訣を深掘りします。今回はブランディング・マーケティングの視点。


ゴールへのイメージ

のぎ「カウンセリング前にプレイヤーが準備することや、心構えはありますか?」
松田「まず自分の今の立ち位置の確認かな。自分は何が得意で何ができるのか、何ができないのか。そして、どういう番組を狙えるのか。報道なのかバラエティなのか。その番組は、今どういうナレーターが入っていて、自分が入れるとしたらどういうポジションなのか」
のぎ「うわー難しそう!」
松田「自分のことってわからないですよね。でも正解とか間違っているとかは置いといて。とりあえずでいいので、考えてきてもらうと、その先に進みやすいんです」
のぎ「まずは漠然としたイメージでもいいんですか?」
松田「最初のステップはそれでいいんです。一緒にディスカッションしながら練っていけばいいんですから」
のぎ「ちょっと安心しました」
堀場「あとは、サンプルを作る目的をはっきりさせておくこと。まずはどの番組の誰に向けて作るかを決めることです。ディレクターなのかプロデューサーなのか、それとも事務所や猪鹿蝶のマネージャーなのか。それ次第で内容が変わってくるんです」
松田「ゴールさえ決めることができれば、あとは逆算していけばいいので、そんなに難しくありません」
のぎ「ゴールか…そこを考えとかないとですね」


仕事への導線

松田「ただ単にサンプルを作るだけではなくって、そのサンプルをどう使って営業に繋げられるか、その導線もカウンセリングで一緒に考えることがあります。マーケティングしていくということです」
堀場「スクールバーズの『ブランディング』クラスでの、ボイスサンプルやマーケティングの授業内容でも触れてます。カウンセリングではそれを具体的に落とし込んでいくんです」
松田「マーケティングは、声優さんや俳優さんは勉強する機会があまりなかったりするので、そういう話しをすると目から鱗という感じの方も多いですよね」
堀場「そうです。それに事前の準備としては、番組の原稿を書き起こしてみたり、オリジナルの原稿を書いてみたり、BGMを探したり。手間をかけた分だけ、いいことがありますよ。カウンセリングの材料になりますから」
のぎ「手間ですかー」
堀場「僕のプレイヤーとしての経験から言うと、自分で原稿を書いてみてとても成長に繋がった経験があります」
のぎ「ちょっとめんどうと思っちゃいましたが。。。でも自分が売れるかどうかの勝負どころ、頑張りどころなんですね!」
松田「あとは、活躍している人のボイスサンプルを聞いて来てほしい!特に初心者の人は。今はネットで探せば聞けますから。『どういうサンプルがより仕事に繋がりやすいのか』を意識して。できるできないは置いておいて、それを真似してみてほしいなって思います。実際に声を出して真似してみると全然出来ないことに愕然としたりします笑。だからぜひ聞いてください、ボイスサンプルを!(キリッ)」 
 
次回は、2人が思う「サンプル収録がうまくいくポイント」について語ってもらいます。お楽しみに!


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